公認会計士のUSCPAの受け方(AUD編)
AUD受験して、監査の実務知識がある人には簡単なのではと感じました。(これで落ちてたら大恥ですが。。。)
私は1ヶ月ほど勉強してましたが、十分だと思います。(週末はあんまりやってないので、トータル100時間程度と思います。)
苦労する点
やはり、英文監査実務をやってない場合は、英語がわかりません。materialとsignificantとかそのへんの違いとかも正直わかりません。
不正用語もたくさんあります。
私が試験でよくわからなかったところは、ほとんど英語のせいです。(私はTOEIC960点ですが、それでも回りくどい言い回し、よくわからん単語に苦しめられます。)
とにかく慣れるためにMCを解き続けることが大事かと思います。
やるべきこと
・監査の概要は概ね把握してるはずなので、DVDはあまり見なくていいと思います。
ただ、サンプリング、IT、SSARS、SSAEは受けた方がいいと思います。プランニングとか内部統制、エビデンスの類は完全に不要です。サンプリングは実務ではアプリつかって計算してますし、ITはIT専門家に任せているところが多いからです。SSARSとSSAEはレビューやらAUP、コンフォートレターは実務でやる方も多いと思いますので、ある程度わかるとは思うのですが、体系的に理解した方がMC解くのが早くなると思います。
・監査報告書はマストでできるだけ覚える。日本のものと大きな差はないですが、いろいろパターンがあるので。強調事項とその他事項の区別もマスト。暗記までいかなくともだいたいわかるという状況まで。
試験でここがMCの2割ぐらいでてきたような感じがしました。
・MCは1回全部やるほうがいいですが、全部やるのは1回で十分です。私は2回やりましたが、あまり効率はよくないと思います。まちがえたところだけチェックして覚えていきます。
・SIMはMCやってればだいたい解けると思いますが、まったく見ないでいくのは危険です。予備校のものを1週、形式になれるだけなので繰り返す必要はないかと思います。
・AICPAのサンプルを解く。本番形式になれるためです。
勉強の範囲を広げれば広げるほど、わからないところは出てくるかと思いますが、私が試験を受けた限りでは、重箱の隅と思われる知識を問う問題は2~3問程度で、あとは王道の知識かそれを若干応用させたものでしたので、基礎をきっちりおさえるのが近道ですね。
公認会計士の方は、どこが基礎でどこが重箱の隅かわかるというのも強みかもしれません。