AUD問題解説
佐々木先生が難しくてあまりいい問題ではないと言ってる以下の問題、個人的には特に回答に違和感はない。
統制テストをする科目っていうのは通常立証が難しい科目。取引数が多いのに統制依拠戦略をとらず、実証戦略をとると、泣く羽目になる。年間何万もの取引があって、それを実証戦略、例えばバウチングのみで心証を得ていくのは至難の業。内部統制が有効であるという心証を得ないと、何千件、何万件も実証手続をする羽目になる。統制依拠戦略をとれば、統制テスト（実務では25件のケースが多い）を実施することで、実証サンプル含めて合計で100件程度のテストで済むことがほとんどなのではないだろうか。
固定資産については、件数がほとんどないということであれば、実証戦略で全件みても手間ではないということであろう。むしろ統制テストしたほうがテストサンプル数多くなるんじゃない？みたいなケースもありうる。
An auditor would be most likely to assess control risk at the maximum level in an electronic environment with automated system-generated information when
- Sales orders are initiated using predetermined, automated decision rules.
- Payables are based on many transactions and large in dollar amount.
- Fixed asset transactions are few in number, but large in dollar amount.
- Accounts receivable records are based on many transactions and are large in dollar amount.
